激渋 享保からの温泉 小森温泉
激渋 享保からの温泉 小森温泉
詫寂温泉という本に載っていた、小森温泉に行ってみた。
↓
入口はこんな感じで、渋い
入る前に、ちょっと近くを散歩。
こんな感じで、川が流れていい景色です。雨で水が濁ってますが。
温泉の元のようです。
では、入ってみよう。
入った瞬間、となりのトトロに出て来るお家の匂いがします。
大正時代とかの木造建築の独特の匂い。田舎のばあちゃんちの匂いです。
りっぱな玄関です。
が、受付はここではない。
廊下を歩いて、川の上にかかる廊下もある。よく見ると下にも橋がある
今は使われていないようだ。
受付でお金を払って(受付、トイレは綺麗に改装されてた。)、お風呂場に行くのが、ここ。
この狭い階段が昔の建物ってかんじでイイ!!
お風呂はさすがに写真に撮れません。
まあ、簡素な造りです。カランしかありません。
日曜の3時ぐらいでしたが、他にお客さんが2人だけ。
湯上りに、休憩室のような所へ。
古いテレビがイイ。右に写っている明るいところが受付らへんです。
綺麗になってます。トイレも綺麗に改装されてます。
休憩室からは水車も見れます。(動いてないけど)
この手の古い宿にある、廊下の漫画。
でも少年ジャンプは最新号!!
で、一番楽しみにしていた、これ
昔ばあちゃんちにあったわ。ハンドルで高さを調節するのですが、まあ車のハンドル代わりに遊んだ記憶がある。
何と2台もある。
そして現役稼働中なのである。
2台同時に動かした動画も取ったのですが、ブログに動画はあげられないようで、残念です。
なるほど。
ニューヘルスチェーア
か。
チェアーではないのね。
因みに㈱中央医療器 と 松田商事 を検索してみたが
残念ながら、松田商事はHITせず。倒産してしまったのだろうか。。。
ということは、もしこのニューヘルスチェーアが壊れると、直すことは困難なのではないだろうか。
うーむ。貴重だ。
破格の10円です。といっても、松田商事がない以上、他の硬貨にはもはや変えられないでしょう。
だが、そこがいい。
唯一心配なのは、このニューヘルスチェーアが壊れなくとも、10円硬貨が時代とともに変わってしまうと、ニューヘルスチェーアも動かなくなるのであろうか。
何とか電子マネー対応にはして欲しくない。
余談だか、子供(3歳)に社会勉強として、物を買うときに、電子マネーで払わせたくないね。気持ち的に。
キチンと貨幣で払わないと、何だかね。
もう一度10円払い、ニューヘルスチェーアを見納めた。
↑手前のマッサージ器には興味なし。
50年後興味出るかも。
もう一つ期待していたものがある。
冒頭の詫寂温泉に記載されていた
昔のクレーンゲームが置かれている。そしてその中に当時のお菓子がそのまま置かれている。
主と相談した結果、そのまま敢えて置いておこう となった。
と掲載されていた。
で、
あった!!
中身のビスケットをもうちょっと大きく取ればよかったが、残ってます。
ロッカーの鍵を返すときに、受付のおばちゃん(女将さんかな)に
詫寂温泉を見て、来たことを告げるとともに、クレーンゲームとビスケットのことも聞いてみたら、ご存知でした。
来て良かった!!
といことで、小森温泉。
昭和中期ぐらい(生まれる前ですが)がそのまんまな感じです。(江戸からの温泉ですが)
泊まれると思いますので、是非。
真ん中に川があり、いいせせらぎの音を聞きながら眠れると思います。
なお、昭和レトロ好きであることが前提の温泉です。